治療例

治療例

あさひ歯科で実際に行われた治療例をご紹介します。

前歯反対咬合を主訴に来院されたケース

このような場合は発達障害によるものが多いため、しっかりかんで食事をしていくことにより発達が促され自然に正常被蓋となるケースもあります。しかし、それだけでは困難な場合は装置を製作し、まず前歯部の萌出スペースの確保や、歯軸の修正を行なっておくことが大切です。もちろん最終診断は永久歯交換終了期に再び行わなければなりません。よって十分な経過観察が必要です。

上前歯の突出を気にされて来院されたケース

いわゆる上顎に対して下顎が後方に位置しているケースであり現代社会において非常に多く認められます。
このような場合は成長過程において何らかの発達不全が生じやむなく下顎が後方に適応している状態が多く、
よって様々な角度からの診断を行い治療計画を立案します。本症例においては、上下顎にわたる矯正治療が必要でした。
その結果永久歯を抜歯せずに行うことが出来ました。

かみ合わせが悪く奥で物が噛めないのを主訴に来院されたケース

このように欠損を放置しておくことは良くありません。必ずかみ合わせはズレてきます。
ひいては過重負担による歯牙の動揺、修復物の脱離、歯根断裂また顎関節にまで悪影響をおよぼすことも考えられます。
したがって歯を失った原因と現在の状態を経過を追ってしっかり判断していくことが重要です。
そして、治療していくにあたり長期に安定した咬合を再構築する必要があります。
そのためには咬合、顎関節、神経筋機構が調和していなければ再び崩壊の恐れが出てきます。
またこのようなインプラントを含めた咬合治療をされた患者様においては治療終了後も3~6ヶ月に1度の検診において、咬合、歯周チェックなどでのメンテナンスを定期的に行うことが重要です。